お家で気軽にムダ毛処理ができる家庭用脱毛器。今、家電量販店で主流なのは“光脱毛”です。光を照射し、そのエネルギーで毛根のメラニンを刺激して毛を抜けやすくするという、エステサロンでもおなじみの脱毛法ですね。
家電量販店で売られているものは、永久脱毛を目的とするものではないものの、自宅で好きなときに処理ができて値段も20000円台?と手頃。カミソリによる自己処理と比べると、仕上がりがキレイ、埋没毛や黒ずみの心配ナシ、お手入れの回数が減る、減毛には効果あるかも!? と、メリットも多く最近ではとても人気の様子!
では実際にはどんなアイテムが今売れているのでしょうか。今回は渋谷の家電量販店にリアル聞き込みを実施! 今人気の家庭用脱毛器を「脱毛サロンまとめなび」がリサーチしました。
光脱毛器の主なメーカーは「YA-MAN(ヤーマン)」、「PHILIPS(フィリップス)」、「Panasonic(パナソニック)」、「BRAUN(ブラウン)」の4つ。その中でも、「YA-MAN(ヤーマン)」と「PHILIPS(フィリップス)」は昔から光脱毛器を販売しているという点で、ユーザーの信頼度が高いのだそうです。
知名度が高いヤーマン、その独自の魅力としては、光の照射レベルを10段階まで調整できるところ。他のメーカーが5段階までしか調整できないのに比べて、10段階は魅力的。また照射後にひんやりと肌をクールダウンさせる機能がついていて毛穴の引き締め効果も。また実際にお客様からも「効果が出た」という声がとても多いそうで、それが人気につながっているのかもしれません。
ただし、ネックとなるのがお値段。他のメーカーに比べてヤーマンのアイテムは、お高めで、リサーチをかけたお店で売られていた3つのモデルの値段はそれぞれ、レイボーテIII 65,800〜69,000円、レイボーテプラス56,800〜59,000円、レイボーテⅡ 43,800〜46,000円。(※2016年11月時点)
このうち、1番安いレイボーテⅡは光の照射レベルが5段階。値段は安いけれど、ヤーマン独自のメリットが生かされておらず、逆にレイボーテIIIは、さすがに値段が高い…という点からレイボーテプラスが売れ筋商品に。レイボーテIIIとレイボーテプラスの差は何かというと、大きなところでは“照射回数”です。
光脱毛器は、照射の回数に限りがあり、その回数がイコール脱毛器の寿命ということになります。レイボーテプラスが照射回数15万に対して、レイボーテIIIは 30万と約2倍に。半永久的に使用可能と商品パンフレットにも記載がありましたが、お店の人の話によると、全身1回に必要な照射回数は600発?700発。光脱毛器のお手入れ回数は個人差がありますが、目安としては2週間に1回。それを考えるとレイボーテプラスでも約10年、レイボーテIIIだと20年使えることになり、そうなると機械の寿命が先にくるのではないか…ということでした。
レイボーテプラスですが、脱毛器の先につけるアタッチメントを変えればボディだけでなく、フェイスにも使用可能。ビキニラインにももちろん、使えます。
ヤーマンと同じぐらい売れているのが、「PHILIPS(フィリップス)」のルメア アドバンス(SC1999/70)。
フィリップスのアイテムは、ネット等での口コミがとても良いらしく、名指しで買いにくる人が多いという話。お店に並んでいた主商品は、ルメア プレステージ 63,800〜66,800円、ルメア アドバンス(SC1999/70)43,800〜46,500円、ルメア アドバンス(SC1993/70)31,800〜32,800円(※2016年11月時点)の3つ。
ルメア アドバンス(SC1999/70)は、ヤーマンのレインボーテプラスよりだいぶ価格が安いながらも、脱毛器の先につけるアタッチメントを変えれば顔、身体、ビキニラインと使えて、照射回数は25万回。違いといえば、照射レベルは5段階まで…というところですが、日本人の肌色に推奨されるレベルは3?4とされていて、決して5段階だからといって効果が薄いということではありません。よって、このアイテムもかなり売れているそうです。
ルメア アドバンス(SC1993/70)は、値段は安いけれど、顔に使用できず、ボディだけ。ルメア プレステージはコードレスで使えるという特徴がありますが、そうなると値段がヤーマンとそこまで変わらないので、それだったらヤーマンを…となるそうで、ルメア アドバンス(SC1999/70)に落ち着く方が多いのだそうです。
「Panasonic(パナソニック)」で人気なのは、光エステ<ボディ&フェイス用> 29,800?38,880円(※2016年11月時点)。ボディ、顔、ビキニラインと処理が可能で、照射も5段階設定。ある程度の機能はついていながらも、値段が圧倒的に安いので、こちらも売れ筋商品のひとつ。ただし、効果がイマイチという声も多いとのことで、肌への負担が気になる方や、脱毛初心者の方への人気が高いのだそうです。
「BRAUN(ブラウン)」は、販売モデル1点のみ。照射レベルを肌の色に合わせて、自動で調整してくれるというのが特徴で、見た目もスタイリッシュな雰囲気ですが、他と比べるとやや押され気味のようです。お値段は36,660円(※2016年11月時点)。
いかがでしたでしょうか。ヤーマンとフィリップスが圧倒的に人気!という様子でしたが、パナソニックの光エステ<ボディ&フェイス用>も、最低価格の29,800円なら、かなりコスパが良いのでは?という印象です。実際、この価格で売っているお店では、この商品がかなり売れているそうです。
ちなみに家庭用脱毛器が1番売れる時期は春から夏前ぐらいだそうで、冬はあまり売れない時期。どこのお店でも、全体的に値段が下がっているそうです。もし、家庭用脱毛器を検討しているなら今がお買い得かも!? ぜひ参考にしてみてください!